地下鉄・電車を優先し、バスはその次
京都観光をスムーズに、イライラせずに楽しむコツ。
それは、地下鉄・電車を優先させたプランを立てることです。バスは、その次です。
もう一度言いますね。とくに桜の季節の4月、紅葉の季節の11月、バスは大混雑します。時間の節約を考えるなら「市バス」はできるだけ利用しないようにしましょう。
上の写真を見てください。休日の京都駅のバスターミナルですが、こんな風にいつも行列ができています。
たとえば、JR京都駅から伏見稲荷へいく場合など、絶対市バスは使わない方がいいですよ。バスだと伏見稲荷まで、渋滞なしでも20分くらいはかかります。でも、JRなら京都駅から稲荷駅まで(奈良線で)わずか6分ほどです。しかも駅の目の前が、稲荷大社です。料金も150円と安く済みます。(市バスは、230円)
バスの混み具合の例ですが、2016年11月後半の平日、清水寺からの帰り(夕方4時頃)清水寺に一番近い「五条坂」バス停にて、京都駅行きのバス約100人待ち。ひとつ前の「清水道」でも、50人以上の待ち。やって来たバスはすでにぎゅうぎゅう詰めで、10人ほどしか乗せない混雑ぶりです。一体、何台バスが来れば自分は乗れるのだろうか、、、という状態でした。
時間優先で観光される方は、市バスはお勧めしません。
といっても電車では行きにくい上賀茂神社や金閣寺などの観光地もあります。
下図「地下鉄・電車の駅から遠い観光名所」を参考にしてください。
地下鉄・電車の駅から遠い観光名所
下の図では地下鉄・電車の駅から遠い(徒歩約15分以上)観光名所をエンジ色で表示しています。これらの観光地は、バスで行くという方法が優先されます。
※地図の縮尺等はデフォルメされています。おおよその位置関係の参考にしてください。
市バス・京都バス一日乗車券乗り放題エリア
一応、京都観光の方がよく利用される「市バス・京都バス一日乗車券」の乗り放題エリアをご紹介します。
「市バス・京都バス一日乗車券」は、緑で囲まれたエリア内で利用できます。主な京都観光地はこの乗車券で回れます。
しかし、何度も言いますけど、バスは、最後の手段にしましょう。
※地図の縮尺等はデフォルメされています。おおよその位置関係の参考にしてください。
市バス・京都バス一日乗車券の使い方
「市バス・京都バス一日乗車券カード」は600円で発売されています。1日に3回以上乗るとお得です。2回だと140円損してしまいますが、アドバイスとして、このカードを買ったからといってできるだけ利用しなくちゃと思い込まないほうがいいです。
この「市バス・京都バス一日乗車券カード」を買うことには問題はないです。むしろ、バスを使うと決めているならこの一日乗車券はお薦めしたいと思います。
なぜなら、京都の市バスの支払い方法は結構面倒だからです。おつりがでないので事前に両替をしておかなければいけないのですが、両替機は、運転席の横にあり、走行中は両替できません。つまり、満員のバスに乗ったら降りるまで両替ができません。降りる時に両替+支払いをしていると時間がかかります。後ろの人をイライラしながら待たせることになり、変なプレッシャーがかかります。
それならば、降りるときにチラッとみせるだけで済む一日乗車券を買った方が、精神的に楽ではないかと思います。
参考にしてください。
バスの乗車券は、ほかに「地下鉄・バス一日(二日)券」「京都地下鉄・嵐電1dayチケット」などもあります(2019年12月現在)。
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